先週一週間、仕事でトロントへ出張し、展示会へ参加。展示会はトロント大学で行われていて、キャンパスがダウンタウンのど真ん中。カナダで最大の街とは聞いていたけれど、久しぶりに人の多い所で目眩がした。大学はオフィス街の真ん中に歴史を感じさせる風情の建物が並び、その中だけは落ち着いた感じ。その構内から出ると喧騒。ビルが立ち並び、車が走り回る。人の足取りも早め。ゴミやタバコの吸い殻が散乱していた。小さなビクトリアの街では感じなかったが、大陸でアメリカと地続きで近いせいもあるのか、アメリカ色が濃い感じを持った。人種のるつぼという感じで、中華、韓国、ムスリム、インド、ヒスパニック、黒人。。。が非常に多かった。アジア系の人種が多いというのが印象深い。
展示会参加者用に夜、オンタリオ湖沿岸を周遊するナイトクルーズがあった。湖といってもその規模はほとんど海。湖面から夕暮れ時のダウンタウンを見ると海に浮かぶ要塞のように見えた。CNタワーと数々のビルが空に向かって角のように乱立している姿は未来都市のようにも見えた。
滞在中、CNタワーに上ってみた。自分は高所恐怖症持ちであり気が滅入ったが、せっかくなので。まず、外が見えるエレベータに怯え、上った展望台の下が見えるガラスで股間からゾワゾワするいつもの症状が発生。しかし、展望台の窓から見える景色には怯えなかった。コンクリート作りで揺れも無く安心できるからか。京都タワーなどでは風による微妙な低周波の揺れがあって、この400m強あるタワーでもそれが発生するかと思ったが無かった。それで安心できたからだろう。そして思ったのは、自分は高所恐怖症では無く、「信用ならない高所」恐怖症なのだということ。エレベータは何かの表紙でケーブルが切れるかもしれない。止まるかもしれない。ガラスの床は割れるかもしれない。という信用ならない高所。一方、コンクリートの床は安心できる。ガラス窓は割れても落ちることはない。のであるからして。。。
お客様に会う予定で1日予備日を入れていたのだけど、それが叶わず、時間が余ったので、一緒に展示会に参加した同僚とナイアガラに行った。でかかった。その水量も凄いが、あの段差はなぜできたのだろう。地震による地殻変動、氷河による溝。。。あの水は五大湖からであるが、あんだけ流れ続けても湖の水が無くならないのはなぜか。金魚の水槽のように循環しているのか、周りからの流入、地下水。。。いずれにせよ、そのスケールと自然の成り立ちに対して素直に凄いなと思った。川を挟んで向こうがアメリカという場所だけど、アメリカ側からは滝が見難そうだなとも感じた。
そして、展示会。ぼちぼち。大学の男子トイレが異様に高い設定で足の短い自分には酷な設計であった。一方で、大便器は低くて、扉の下から丸見えになるのではという心配も感じる程。この極端な作りは何なんだろうか。
という一週間であった。
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