Biloxiの街やビーチに関して色々書いたけど、近くて遠いアメリカに関して思ったことや、気づいたことを忘れる前に記しておく。
飛行機でアメリカ内を移動する際、やたら目に留まるのは、砂漠色の迷彩服を着た軍隊の若者であった。女性も多かった。既に自分の中では「テレビごと」であり、現実感が全く欠如し、麻痺しているのだが、ここアメリカは戦争をしている国である。タリバンやアルカイーダの掃討作戦という名の戦争をしているのだ。砂漠色の迷彩服を着た若者は、思考を現実に引き戻してくれるには十分であった。ダラスからシアトルに向かう飛行機では、兵士に対して賛辞をこめたアナウンスが流れ、乗客から拍手が巻き起こる中、一団が列を形成して搭乗していった。ワタシは拍手する気になれなかった、同僚のAも拍手はしていなかった。アメリカ人でないからなのか、ワタシにはその拍手の意味を理解できなかった。ドラマや映画でしか見たことはないけれど、大戦時の日本の人が、万歳を叫びながら、若者を戦場に送り出すのと似ているのかなぁ とぼんやり思った。カナダもアフガンに兵士を送り出していて、ニュースでは兵士が殉職した(というとぼやけた感じになる。爆死した。戦死した。という方が正しい)を良く見る。最初、そのニュースを見たとき敏感に感じ取ったものだった。そして、麻痺した。今回、自分の目で華奢な10台と思われる兵士を見た時、何かを感じた。しかし、それを表す上手い言葉を今見つけることができない。
ダラスからの飛行機で、カンザス州を上空を通っていた時のこと、窓から見えたのは円形農場であった。地下水、農場(円)中心で汲み上げ、水撒き用のパイプを中心を軸として回しながら水を撒くためこのような円形農場が生まれたらしい。スプリンクラーと違って、大気に水を撒くことをしないため、蒸発量が少なく、地下水を効率的に利用できる。地下水資源を守る意味もあるらしい。その円形農場は、一時期、話題となったミステリーサークルのようであり、とても美しく、見ていて飽きなかった。既に、収穫が終わって、地肌が見えているところが多かったが、たまに見える緑は目に鮮やか。収穫時期の黄金色や、夏場の緑など、その景色を想像するだけで楽しくなった。その後、コロラド州あたりまで来ると、景色は真っ白。雪景色。その対照的な色の変化に長い飛行時間も飽きずにすんだ。

0 件のコメント:
コメントを投稿