通勤路。晴れが続いて黄緑と緑の中間の葉がわさわさと繁る。
その後半のところで、一匹の烏が通勤路を睨み、声高に僕を威嚇する。その威嚇は顔を乗り出して、且つ、全力でくちばしを開け、叫びその先を僕につきつけている。威嚇は鳴き声だけでなく、実際に僕の頭上をばたばたと羽音を立てて飛んで威嚇する。たぶん、自分の子供がその通勤路の街路樹にいるのだろう。
説得することはできないので、迷惑をかけないように足速にそこを通り過ぎようとするのだけれど、そのカラスの威嚇が和らぐことはない。頭上を爪を立てながら通り過ぎる。こちらは首をすくめそれをやり過ごす。
烏よ安心して欲しい。私はあなたを攻撃しません。仲良くしようよ。
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