2011年8月23日火曜日

トレイル

ご飯前、家の前のトレイル片道5kmをゆっくり走る。夕刻6時40分に北に向かって走る。西には低い位置に太陽が橙色と黄色の中間位の色で輝いていた。日が短くなったものだ。風もなく、気温も寒くもなく、暑くもなく快適。

野苺狩りをしている老若男女が多い。腰にヨーグルトの空き箱を紐でくくりつけて、そこに取った野苺を詰めて歩いている女性。少し崖っぽくなったところを落ちないように手を繋いで一人が安全を確保しながら摘み取る若者男性二人。散歩がてらバケツを持って採ってはバケツに詰める前に口に入れてニコニコワイワイやっている家族。のどかだ。

往路5kmに達すれば、復路5kmが待っている。身体は軽く、復路の5kmが肉体的精神的にきつくは感じない。それはそうだ、走っているのか歩いているのかわからないくらいゆっくりした速度なのだから。

家の近くまできて車いすを押している二組とすれ違った。2台の車いすには。たぶん痴呆のおばあちゃんが乗っていた。近くに老人病院があるので、そこに入院している人なのではないだろうか。二人のおばあちゃんは、こんな陽気とのどかなトレイルを車いすに押されながら散歩しているが笑顔はほとんどない。一人のおばあちゃんは赤ちゃんの人形をぎゅっと抱え込んで一点を見据えていた。そんな二組は僕の背後に消えて行った。

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