2011年8月26日金曜日

豊で美のある通勤路

風のない朝の通勤路。もう少しで新月というわけで干満の差が激しい入り江の水辺。風が無いので水面にさざ波一つなく鏡のよう。そこに朝日が映り込む。そして、隣接する建物が映り込む。建物を直に見れば直線的で角々しいのだけど、水面に映り込んだ建物はとても柔らかで美しい。朝日も同様に柔らかさが増す。それを眺めながらの通勤。なんて豊かなのだろう。

その通勤路の反対側ではアパートが建設中。若い大工さんが上半身裸で、はしごに乗りながら、板を片手で持ってそれを打ち付けている。以前からこの人は少し暖かくなると裸になる。そして、今日までに随分と小麦色に焼けた。板を持つ二の腕の割れ目と割れた腹筋は彫刻のようだ。奇麗な身体なと素直に思う。

そんな通勤路を経て仕事に向かった。

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