2009年9月3日木曜日

ジャスコ ゲーセンで我思ふ (日本一時滞在記‐3)

朝4時半に息子が起床。それにあわせて起きる。そして、その物音で爺ちゃん、婆ちゃんまで起きる。孫ぱわー全開。朝から車のおもちゃで遊びまくる。

車の乗り物に息子は乗って、僕と散歩。夜、雨が降ったらしく、アスファルトは濡れている。私の靴はトレッキングシューズであったが、滑る。つるっと転びそうになる。歩き方の問題かとも思うが、カナダではそんなことはない。なぜだろうか? アスファルトにうっすらコケが生えているということもないのに。気温は高く無く、快適な朝。湿気は高いものの、実家の前に広がる田畑と茶畑は目に鮮やか。そして、豊かな匂い。ふーん、こんなんだったんだ。と再認識。子供の頃、遊びまくった堀は、当の昔にコンクリート三面張りになってしまっているのが、少し寂しい。豊富だった魚影がほとんど無い。見えるのは繁茂した藻。

今回の滞在理由は、妹の結婚式なのだが、着る服も靴も何もかもが無い。そこで朝から紳士服店へ。販売係 (名刺にはアドバイザーとあったが、見習いだった) の人の助言を駆りながら選ぶ。スーツなど滅多に着ないし、興味が無いのでとにかく助言頼み。ただ、言われるままというのもなんだし、時々使う用途も考えて選択、購入。慣れないことはするもんでなく、疲労。

昼飯は両親とうちの家族3人で、米(精米)工場の事務所で食べる。息子はそこにあるフォークリフトやトラクタに興奮。爺ちゃんに乗せてもらって遊んで大喜び。

今度は、息子の「衣装」を買いに近くの「ジャスコ」へ。田舎の平日のジャスコはなんとも楽しい場所だった。お客はまばらであるが、客層は年齢高め。マクドナルドで暇つぶしする人、そこで寝ている若いお兄ちゃん、ニッカボッカと作業服姿で、「マニラ」と「台北」のツアーパンフレットを手に、アジアンパブの話に興じる30台~40台の土建屋風おじ様。明らかに、「避暑」のために来ている方々。。。

「ファンシースペース(だったと思う)」という名のゲーセンは衝撃的だった。客は20人程度であったが、その半分は60過ぎの爺さん、婆さん。スロット、パチンコ、コインゲームに夢中になっている。なんと言うゲームかは知らないけど「コインでコインを落とすゲーム」のコーナーは、爺さん、婆さんが占拠状態。それを共通の趣味にするクラブでもあるのか? と思ってしまうほど。20代のお兄ちゃんが70代の爺さんにスロットを教授するなど、老人を敬う微笑ましい光景も見られるが。。。婆さんがスロットに夢中になり、1000円札をコインに交換する姿を何度も見た時は鳥肌が立った。無常なのは、「子供さんが一人でゲームをしないで下さい。親御さんの目の範囲に届くところで楽しみましょう」というアナウンス。半分は老人だ。子供はまばら。そのまばらな子供のお母さんは、やはりコインゲームに夢中で、獲得したコインを子供に分け与え、子供は一人でゲーセン内をうろちょろ。これは特別な風景なのか、それとも平日の午後のゲーセンとはこんなもんなのか。年金をゲームに費やす老人。なんとも切ない感じな気がする。

ところで、私。スーパーマリオでジャンプして谷を越えようとするが、マリオを落としてしまうほどのゲーム音痴。そして、ゲーム音痴なもんだから、ゲーセンに興味は無く、うるさいし嫌い。それだけでない、トラウマになる事件がゲーセン嫌いを決定付けている。小学校低学年だった時、日本ランドとかいう遊園地のゲーセンで、ルーレットのコインゲームで遊ぶ高学年の集団の一人が、予測した番号にルーレットが止まったもののコインが落ちてこない(得られない)ことにキレまくっていた。そのキレっぷりは凄まじいもので、ゲーム機を蹴飛ばしたり、揺すって、周りの連中にもあたっているほど。私はそのキレっぷりを見て、そこに居合わせた一年先輩の人と声を押し殺して笑っていた。クスクスと。10メートル程離れたゲーム機の陰で。それが、その集団にばれ、キレている奴の逆鱗に触れた。集団に囲まれ、因縁をつけられ、身動きがとれず。先輩はうまいこと言って、その場から逃げた。私一人ポツン。このままじゃリンチだなと思って、とにかく謝り倒して開放された。その先輩が逃げたこと、集団の狂気は低学年の私の心には随分と響いた。この時思った。














ゲーセンは魔物だ












そのトラウマは、ゲーセン嫌いというより嫌悪させた。今日のジャスコのゲーセン観察もそれに近い衝撃だった。嫌いな私は、老人になってもゲーセンに足を運ばないだろう。。。きっと。。。

無趣味の老人の前にショッピングセンターが現れて、そこのゲーセンを知ってしまったら。。。パチンコのようにギャンブルでは無く、後ろめたいものもないのかもしれない。ゲームだから。でも、結構なお金がすっとぶんだと思う。1時間程たっても、コインゲームをしつづけていたりしていたので。推測であるが。これも日本社会の一面 (問題点) を示しているのでは。政治家も田舎のジャスコを見れば世間がわかるというものではないか? そうだ、政治家は田舎のジャスコに行くべきだ! 高いお金で視察なんぞする必要はないのである。


と社会的問題を「浅く」考察するのであった。


 あ、そんなことしてたら、滞在2日目が終わっちゃう。。。ハヤい。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    先ほどは、どうもごちそうさまでした。
    早速、コメントします。

    カナダのお土産ありがとうございました。

    土曜日の結婚式、実家の父をよろしくお願いします。

    また一緒に飲める機会を楽しみにしていますね♪

    返信削除
  2. お土産喜んでもらってなによりです。

    そして、楽しいお酒でした。

    おじさんの挨拶。素晴らしかったです。

    重からず、軽からず、思いがとってもこもったものでした。

    11月。また帰ってきます。その時は、だんな様も呑めるといいね。

    返信削除