2011年1月20日木曜日

霧雨に近い小雨。傘もささずにとぼとぼと通勤。通勤にあてる30分の道のりは、一日の中であれこれ一番充実している時間だといっても過言でない。ビクトリアにきて一番好きな雰囲気である。外気に触れて、景色を眺めて、木々で季節を感じ、潮を見て月と時間を実感する。徒歩の速度は見て感じるには一番いいのだろう。なんとも豊な時間だ。年末年始から現代思想とか哲学など無縁であった本を読んできたお陰で、この単なる通勤のための短い道程で様々な事象をあれこれ考えている「ふり」になれており、ここの所は眉間にしわを寄せながら時々立ち止まっては思いに耽る。ということはないが、してみたい。

帰り道、近くの美容室のガラスの向こうから気を感じ、振り向く。そしたら、従業員の男性と思われる人が塵取りで集めたゴミをゴミ箱に身体を屈めながら捨てていた。頭頂部が私方向に向いており、眺めると禿げていた。頭頂部以外は20cm程のパーマ気味の金髪で覆われているのだが。カッパ。アルシンド。不意をつかれた。一瞬の出来事であったが、ガラス越しからの気は凄まじかった。故に私はその一瞬を逃さなかった。軌跡とも言えるが、身体が反応していた。それにしても、美容室従業員ということを考えるとその髪型でいいのかとの疑問も浮かぶ。夢が無い。しかし、現実を見せているとも言えるか。

夕飯を作ることが面倒で今日は隣のスーパーでサンドウィッチを買って食べる。本当は醤油ラーメンが無性に食べたかった。全く異なる選択。しかたがないので、\ネットで実家周辺の美味いとされるラーメン屋を探して、その写真を見て我慢。一度も行った事はないので何時かの機会に是非行ってみたい。

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