朝3時。ヨン様が夢の中で微笑んで、気持ち悪くなって起きた。そして日記を書いている。
「無視の知らせ」 ではなくて、「虫の知らせ」ということを信じているので、何か天変地異が起きたのではと思ってネットニュースを見たけど何もないようだ。ワタシの「虫の知らせ」 はアテにならないようだ。そのかわり、大好きあーてぃすと 「くるり」 がワタシを呼んでいて、アルバムが出ているのでは? となんだか気になって iTuneで検索。やっぱり。あった。深夜に大人買い。えぇなぁ。くるり。
朝8時前起床。休みだし。だらっとした目覚め。外は曇天。秋。したいことは一杯ある。本読みたい、体動かしたい。鮭みたい。これらを日中してしまうことをコンピュータのような高速演算で計画。仕事では高速演算が中々できないのは不思議だ。
まず、読書と体を動かす。これをする。うちのアパートには共同の簡単なジムがある。高級アパートなので。。。うえの階の部屋煩いし、欠陥住宅だし、エレベータがすぐ止まるし、ですけど。そのジムの自転車漕ぎをしながら、本を読めば一石二鳥。
選択した本は 宮田珠己 「スットコランド日記」 (本の雑誌社)。9月のジャパンツアーで購入してから4回も読み返している。半ば暗記している部分もある。が、大変面白いのでおすすめである。どれだけ面白いかって? 本の雑誌Web (http://www.webdoku.jp/) で各々確認して下さい。少なくともB型のワタシは共感するところが多分にあるので面白いのである。本の方はこの連載当初から今年の3月までをまとめたもの。Webではその後が綴られている。
自転車漕ぎながら、ニヤケテイル姿は大変怪しいけど、誰もいないので良い。本が面白いのであっという間に時間が過ぎていく。そして体の体脂肪が燃えていく。昨日のビールとツマミの余剰カロリーが消えていく。となっていたらうれしい。楽しく、運動。
そしたらもう10時半。朝飯兼昼飯。これはブランチっていうやつでは? おしゃれな響き。その内容は、フレークに豆乳をぶっかけただけ。あとサラダ山盛り。やっぱり、おしゃれである。
鮭を見る。これをなすべく車で30分。自己責任の山の麓を流れるGold stream riverへ。鮭。。。居なかった。まだ早いみたい。その代わり、お土産や兼案内所内で、「自然芸術展」をやっていて、それを見る。数的にしょぼいけど、幾つか個人的に「お」ってのがあって買いたい衝動に駆られたけど、飾る場所も金も無い。素晴しい自分の頭脳を信じて記憶に留めた。芸術の秋を満喫した。
3ドル払って駐車場に車留めているし、これで帰るわけにはいかない。あの自己責任の山に登る。相変わらずここの山は凶暴で、最初からとんでもない傾斜が続く。そして、途端に岩登りになる。今日はなんだか人が多かったが、皆、相当この山に難儀しているようで、立ち止まっって休憩してゼーゼー言っている。私は時間に追われる日本人。それをどんどん抜いて1時間強で山頂へ。ここからの景色は、山登りに難儀するわりにはしょぼい。そのしょぼさの元凶は眼下に見えるゴルフ場である。あれさえなければ。。。それでも遠くに海、山、あめりか が見えるので、岩に座りながら、20分程周りを眺める。
道中、キノコがボコボコなっていた。毒キノコかもしれないし採りはしないけど、こっちの人はキノコ狩りしないのかなぁ。嫁さんの実家でのキノコ狩りを思い出した。
帰路。かなりの傾斜の岩肌を滑りながら下る。本当に滑って危ないったらありゃしない。手も使って降りていくのだけど、前回同様、途中ルートを間違えて遭難しかける。もう本当に崖ってとこを、全運動能力を使って這うようにして降りて、森に迷い込み、ルートに戻る。この間10分。遭難とは言わないか。苦労した分、ワタシより5分前に下山を開始した人を抜いていた。
鮭は見れなかったけど、芸術も山も堪能し満足満足。森は急速に秋めいていて、広葉樹は黄色く、そして、茶色に色づき、そして落葉していた。こんだけ森が広がると紅葉を期待するのだけど、黄色が多い割りに紅がない。ちょっと残念。その後、車を北に走らせ、高速脇にあるお気に入りの見晴台にてSaanich Inlet および ビクトリア、シドニー周辺、および、あめりか、海を見る。この景色を見ると、こっちに来た「甲斐」を感じる。仕事できているのに、この景色を体感するために来たような錯覚のような、本心のような気分。最高である。
その後、車でスーパーによって野菜と屑豚肉を買う。野菜はトマト、ズッキーニ、セロリ、たまねぎ、キノコとか。これらを乱切りして、オリーブオイルで簡単に炒めて、その後、鍋で煮る。塩、コショウで簡単に味付けするけど、ダシも水も入れずに煮る。出来上がったものは極上の味。我ながら料理の才能を絶賛する。というのはウソで、お気に入りの作家の一人、「豚を3匹飼って、それを(食肉公社で) 肉にして、食べた」(と書くと煙たがられそうだけど、我々は飼わずして、それほど有り難味も感じず、美味い美味いと食べているじゃぁないか) 内澤旬子さんのブログ(http://kemonomici.exblog.jp/) を見て試してみたくなっただけ。彼女はこれをルポとして一冊の本に纏めるようで、楽しみである。手元に、彼女の「世界屠畜紀行」があるがこの本も面白い。
これを直ぐ食べるか。食べない。読書+自転車漕ぎを1時間する。これをすれば、美味い食事とビールを食べてもエネルギー収支的には0、もしくはマイナスになるだろうし、なんといっても読書をしたい。読書の秋なのだ。本は朝のスットコランド日記の続き。
一汗かいた後、サラダを山盛り食べた後、ビール。サラダを最初に食べると、ツマミを食べ過ぎないし、なにより次の日の便通がすこぶる良いのだ。ビール。渇いた喉の細胞に染み渡る。昔のCMで言えば 「うまいんだなぁ これが」。正しくそれ。ビールを飲んで、例のトマト煮を食べる。本当に美味い。屑肉は骨ばかりだけど、ホロホロに柔らかくうまい。そして野菜が美味い。野菜なくしてこの味無しである。横でパソコンつけて、立川談志の落語を再聴。やっぱり昨日の感想は正しく、素晴しい。
読書、運動、鮭(居なかったけど)、山、食事、飲酒。秋の休日をフルスロットルで遊んだ気がする。そして今日は何しようかなぁ。。。
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