2009年10月12日月曜日

井上陽水奥田民生

(10月11日分)

ヨン様の笑顔で朝3時に目覚めたのには参った。日記を書き終えたら、また眠くなって二度寝。二度寝の起床は8時前だった。どんどん日の出が遅くなって、今では7時30分頃。おまけに朝の気温が片手位になってきたので布団から出るのが辛い。

何はともあれ有酸素運動。ということで自転車漕ぎしながら、内澤旬子 「世界屠畜紀行」 を読む。日本がおおっぴらに肉食開始してから140年強か。昨日面白いと紹介しながら、最初しか読んでいなかったのである。しっかりした文献調査と現場ルポの2本柱の筋の通った本で大変面白い。

冒頭の韓国での話で、焼肉文化の定着は80年代に入ってからとのことらしい。70年代に豚肉の入ったキムチ鍋が一般化し、プルコギがご馳走として登場し、その後に焼肉文化が現れたのだという。そのため、30代後半、から40代の世代では、「(旨いし、好きだけど) 沢山の肉を食べられない」 人も多いらしい。へぇー。そうはいいながらも、韓国の食肉文化は4世紀頃からあったようで、その文化は北方騎馬民族の侵攻と関係があるようだ。もし、日本に神風が吹かず元寇に侵略されていたら、日本の肉文化は変わっていたのかなぁ。そう言えば、「スットコランド」の中に、著者の奥さんが子供の頃、福岡の海には「カブトガニ」がゴロゴロしていたそうだ。元寇がどっと押し寄せた時に、カブトガニがゴロゴロしていたのか? というようなことが書いてあったなぁ。神風が吹いた時に、カブトガニが飛んでいた ことはないか。

話がどこかに飛んでしまった。元に戻すと、この本の中には、世界の屠畜に関しての考え方、タブー視、差別とかにも触れていて、それが世界によって様々で、あったり、なかったり。興味深い。

肉とワタシの関係を簡単に振り返ると、ワタシは、豚、牛、鳥、羊などスーパーで買う時、生き物の形を忘れて、頭の中では 「豚」 「牛」 とかの漢字が記号程度に浮かぶ程度で、有り難味もあったものでは無い。「肉」としか思っていないんだなぁ。これが。「感謝」 せねばならん! 息子とご飯を食べる時には 「いただきます」 をしていたけど、これって大事なことだなぁ と今更ながら思うのでありまして、反省、反省。

ここから思考は飛躍して、やっぱ、田んぼや畑があって、豚や牛がいて、川が流れて、魚も虫もがつがつ採れて遊べて、ちょっといけば海がある環境で息子は成長するべきだなぁ と思ってみたり。日本にいる今、田んぼや畑を走り周って大暴れしているようだし。生身のものに触れてなけりゃ、「感謝」 しようもないもんなぁ。

そんな、こんなしてたら、2時間半自転車漕いでいた。ケツが痛いったらありゃしない。

既に時間は11時。昨日同様、ブランチ。どこいこっかな。遠出するのも面倒だし、義務的に外出しているようで嫌だなぁ なんて思ったのだけど、外を見たらバリッと晴れている。薄雲から秋を感じる。こっちの季節とその時間毎の風景は限られた時間の中で最大限留めておきたいと思っているので、気持ちを切り替えて、Thetis lake へ散歩。

あんまり期待していなかったのだけど、よく整備されたトレイルがあって、湖の景色もとても良い。森の中にポツンと小さな湖があって、周りを岩が囲んでいる。薄目にすれば、フィヨルドに見えなくも無い。おー自分は今Norwayに居ると錯覚できて良かった。Thetis lakeは、二つの湖が隣通しに並んでいて、その二つをゆっくり1周して1時間強位の距離。軽めの散歩には丁度良いかな。ただアップダウンがキツメの所もあって、幼児を連れまわすのは難しいかもしれない。たぶん、うちの息子なら、ガハガハ言いながら走り周って坂道で滑って転ぶなぁ という印象。

そうだ。今日 (厳密には月曜らしい) は「感謝祭」 ではないか。その意味を詳しく知らないけど、感謝せねば。残り物の野菜があったので、昨日同様、トマトと豚肉をつっ込んで1時間煮た。そして、イメージ先行で 赤ワインを買ってきた。酒屋もスーパーも感謝祭仕様で早めの店じまいらしく、慌てて買い物してきた。そして、「いただきます」。感謝祭成立である。ウマイ、ウマイと感謝してゆっくりと夜は更けた。

実家のお祭りって感謝祭と日程的には重なっているんだなぁ。五穀豊穣を感謝する。昔から欧米っぽいニオイがするなぁ と感じていたもん (ウソ)。

「みんな~みんな~ありがと~ぉ~ぉ~ いぇ~い」 「あ~りがとう、あ~りがとう、かんしゃして~」

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